ビットコインはもう遅い?子育て世帯でも今から始めるべき理由

暗号資産のはじめ方|ビットコインはもう遅い?

ビットコインを始めるのってもう遅い?

たしかに、数年前に比べて価格は大きく上がっています。

過去に1BTC=数十万円で買えたものが今は1700万円になっているのを見ると「もっと早く始めていれば……」と後悔する気持ちになるのも自然なことです。

でも実際には、今からでも十分間に合います

過去の安値を逃したから遅いというのは誤解であり、今から少額から始めても、十分に将来の備えにつながる可能性があります。

この記事では、今からでもビットコイン投資をお勧めする理由を解説していきます。

最後まで読むと、「もう遅いからやめておこう」ではなく「小さくても今から始めよう!」と思えるはずです。ぜひ参考にしてください。

目次

なぜ「ビットコインはもう遅い」と言われるのか

キーボードと観葉植物とクエスチョンマーク

「ビットコインはもう遅い」と感じる人は多いですが、その理由は必ずしもデータに基づくものではありません。多くは心理的な要因や誤解によるものです。

過去の爆上げを逃した心理

過去の爆発的な値上がりを振り返って、「数万円のときに買っておけばよかった」と思う人は少なくありません。

  • 数万円で買えた時代があった
  • そこから数百万円にまで値上がりした
  • 安いときに買った人だけ得をしたという印象

さらにSNSやメディアでは「ビットコインはバブル」「もう高すぎる」といった言葉が飛び交っていて、それを聞くと「今さら参入しても遅いのでは?」という気持ちが強まるのも無理はありません。

暴落経験の苦い記憶

ビットコインの価格は上がるだけではありません。2021年には700万円まで上がった価格が、その翌年には300万円台まで下落しました。

この値動きをリアルタイムで見ていた人にとっては、「やっぱり危ない」「怖いからやめておこう」と思うきっかけになったはずです。

私も2021年に投資をスタートし、この暴落を経験しました……

実際多くの人が、上がるのは分かっていても暴落が怖いと感じているのです。

「1BTC買わないとダメ」と思い込む誤解

2025年9月時点でのビットコイン価格は1枚=約1700万円。「そんな大金は出せない」と思っていませんか?──実は、ビットコインは小数点以下でも購入できます。

0.1BTC(170万円)

0.01BTC(17万円)

さらには、

0.001BTC(17,000円)

こういった少額からでも持てるのに、これを知らずに「庶民には手が出せない」と思い込んでいる人が多いのも現状です。

ビットコインが今からでは遅いと言われる背景は、過去の値上がりや暴落への恐怖、そして誤解によるものが大きいのです。

心理的に遅いと感じるだけであって、実際には今からでも十分に始められる余地があります。

実際はまだ普及初期段階にある

穏やかな森の中で芽吹いた葉っぱ

ビットコインはすでに広まりきっていると思われがちですが、実際には、普及はまだ始まったばかりです。

インターネットやスマホの普及初期と同じ段階にあるんですよ!

日本人の保有率はわずか数%

ビットコインを持っている人は、まだまだごく一部です。

  • 世界全体の仮想通貨保有率は10%前後
  • 日本の保有率は数%程度にとどまる

つまり、ビットコインを持っている人の方がまだ少数派です。これから普及が進むにつれて、新規参入者がどんどん増えることが予想されます。

ネットやスマホ普及初期と同じ段階

スマホが出始めた頃を思い出してください。今では誰もが持っていますが、当時はほんの一部の人しか持っていませんでした。

ビットコインの普及曲線は、かつてのインターネットやスマホの広がりとよく似ています。

1990年代

インターネットを使っていたのは一部の先進的な人だけ

2000年代前半

まだガラケーが主流でスマホは少数派

2025年

ほぼ全員がインターネットやスマホを使っている

ビットコインも同じように、これから日常に溶け込んでいく資産です。「みんなが持っている」のが当たり前になる前に、今のうちに小さく持っておくと将来の優位性につながります。

0.01BTCでも大きな意味がある

「少額しか持てないから意味がないんじゃ?」と思うかもしれません。

ここで、世界人口でビットコインの全体量を割ってみましょう。

ビットコインを全世界の人で分けたら…

・世界人口…約80億人
・ビットコイン発行上限…2,100万枚

均等に分けると、1人あたり0.0026BTCしか持てない計算

つまり、0.01BTC=世界の平均の約4倍です。将来は上位の保有層になる可能性があります。

このように、現時点ではビットコインはまだ普及初期。持っている人は少数派で、今から少額でも持つことに大きな意味があります。

「みんなが持っている」時代になってからでは遅いかもしれません。

ビットコインは数百円という少額から積立できるので、「今から0.01BTCを目指す」というのも現実的な目標といえます。

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ビットコインの価格は上がり続けている

チャートが映し出されたノートパソコン

ビットコインは誕生以来、長期的に価格を伸ばし続けてきました。その背景には、はっきりとした仕組みと世界的な需要拡大があります。

発行上限が決まっている「デジタルな金」

ビットコインには、2,100万枚という発行上限が最初から決まっています。それ以上は一切増やせないため、金(ゴールド)と同じように希少価値が高まっていきます。

日本円やドル 政府・中央銀行が発行量を増やせる インフレリスクあり

ビットコイン 絶対に増えない 希少性が高まる

そのため「デジタルゴールド」と呼ばれ、世界中で資産の一部をビットコインで保有する動きが広がっています。

円やドルだけに頼るのはリスクです。将来は、ビットコインを少し持っておくのが当たり前になるかもしれません。

半減期による価格上昇サイクル

ビットコインには、約4年ごとに供給が減る仕組み(=半減期)があります。

半減期とは?

取引の記録作業をした人(=マイナー)に渡されるマイニング報酬(=お礼として新しく発行されるビットコイン)が、半分になること

マイニング報酬が4年ごとに半分になると、新しく市場に出回るビットコインの量がどんどん減少していきます。

供給が減る一方で需要が増えていけば、自然と価格が上がりやすくなる──これがビットコインの「半減期サイクル」の仕組みです。

半減期の年半減期付近の価格半減期後の最高値
2012年
(初回)
約1,000円ビットコイン保有者が少なかったため、価格の高騰はみられず
2016年
(2回目)
約4.7万円11万円超
2020年
(3回目)
約100万円700万円超
2024年
(4回目)
約1,000万円1800万円超
ピークは
これから?

過去の実績を見ると、半減期ごとに大きく価格が上昇してきました。

毎回「もう遅い」と言われながら、半減期ごとに価格が跳ね上がってきたんですね。

次回の半減期は2028年ごろ。今から積立を始めておけば、その波にしっかり乗れる可能性があります。

将来性を支える世界の動き

さらに、ビットコインを取り巻く環境は年々強固になっています。

米国でビットコインETFが承認

機関投資家や一般投資家が買いやすくなった

決済での利用拡大

海外ではスターバックスや航空券での利用事例も

大企業の保有事例

テスラ、マイクロストラテジーなどが大量購入

一時的なブームではなく、金融インフラとして組み込まれ始めています。今はまだ過渡期ですが、普及が進めば「2020年代はまだ初期段階だった」と振り返る未来が来るかもしれません。

このように、ビットコインの価格が上がり続けているのは偶然ではありません。

希少性(発行上限)
    ×
半減期による供給減少
    ×
世界の普及拡大

この3つの実績がそろっていることが、「まだ遅くない」といえる理由です。

▶ 投資を始める前に「本当に安全なの?」をスッキリさせたい方は、仮想通貨とブロックチェーンの安心ポイントをまとめた記事もおすすめです。

子育て世帯でも今から間に合う!

明るいリビングで家事育児をする夫婦

ビットコインは気になるけど、子育てでお金がかかる今は無理じゃない?

そんな声もよく聞きます。でも実は、子育て世帯こそ今から少額で始めるべき理由があります。

教育費・老後資金は長期戦

子育て世帯の家計に重くのしかかるのが、教育費と老後資金です。

  • 子ども1人の教育費 → 約1,000万
  • 夫婦の老後資金 → 約2,000万円以上

合計で4,000万円規模の準備が必要

これらは一度に準備するものではなく、15年〜30年以上かけて積み上げる長期戦です。

だからこそ、ビットコインのように「長期でこそ力を発揮する資産」との相性が良いのです。

▶︎ 子育て世帯のリアルな貯蓄事情はこちらの記事をご覧ください。教育費や老後資金についても詳しく解説しています。

積立投資ならリスクを抑えられる

ビットコインは値動きが激しいから怖いと感じるもの自然なことです。しかし、毎月少額をコツコツ積み立てる方法なら、価格変動リスクを分散できます。

一括購入だと高値掴みのリスクがありますが、積立で購入すると、安いときに多く・高いときに少なく買えます(=ドルコスト平均法)

実際に、コインチェックでは1日あたり300円程度から積立できます。コンビニ利用を1回分を控える程度の負担で、長期的な資産づくりが可能です。

教育費や生活費に支障が出ない範囲で、無理なく始められますね。

少額から始めても将来の安心感につながる

「0.01BTCなんて少なすぎるよね?」と思うかもしれません。しかし、世界人口で割れば0.01BTC(2025年9月時点で約17万円)でも将来的には持っているだけで上位層に入る可能性があります。

さらに心理的にも、

  • 円だけに依存していない
  • インフレに備えて資産を分散できている

という安心感につながります。

子育て世帯が直面するのは長期的な資金準備。だからこそ、「今から」「少額で」「積立で」ビットコインに触れておく必要があります。

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ビットコインは「コツコツ積立×長期保有」が最適解

明る窓際のデスクに積み上げられているコイン

ビットコイン投資において、多くの専門家が口をそろえて「短期の値動きを追うより、長期でコツコツ積み立てる方が成果につながる」と言います。

長期でみると価格は右肩上がり

確かに、ビットコインは1年単位で見ると大きく上下します。この価格の激しさに不安を覚える方も多いでしょう。

2021年

700万円を超える

2022年

一時300万円台まで下落

2025年9月現在

再び高値圏に接近し1700万円台

しかし、初期から10年以上の長期で見れば右肩上がりなのも事実。「長期保有×積立」で、この大きな波を味方につけられます。

ドルコスト平均法でリスク分散

毎月一定額で積み立てるドルコスト平均法を使えば、高いときには少しの購入にとどめ、安いときには多く買えます。

つまり、下がったときに買い増せる効率的な仕組みになるんです。

結果的に、購入価格がならされ、値動きに振り回されず安心して続けられます。

ほったらかしでOKの自動積立

「投資は難しい」「子育て中で時間がない」そんな方におすすめなのが自動積立です。

  • 一度設定すれば毎月自動で購入
  • 1日当たり300円程度から始められる
  • スマホで完結・知識ゼロでも大丈夫

忙しい子育て世帯にこそ、ほったらかし投資が合っています。

私も実際に始めて驚いたのですが、ビットコイン運用の始め方は、意外にも簡単でした。投資信託の積立と同じ感覚で、むずかしい知識も不要です。

▶︎ 以下の記事で詳しい仮想通貨積立のやり方をまとめています。

ビットコインは「遅い」と思った今が始めどき

ビットコイン

「ビットコインはもう遅い」と感じるのは、過去の爆上げや下落を見てきた経験によるものです。

しかし、実際には──

  • ビットコインは発行上限があり、需要が高まるほど希少価値が増す
  • 半減期ごとに価格は大きく上昇してきた実績がある
  • 世界的に導入や普及が進み、まだ「初期段階」にすぎない

つまり、「もう遅い」と思ったタイミングこそ始めるベストな時期です。

ビットコインは大金を賭ける投資ではなく、資産の一部として少し持つだけでも大きな安心感につながります。

子育て世帯にとって大切なのは、無理をせず少額で積立を続けること。500円からでも、0.001BTCからでも構いません。

10年後、きっと「あのとき少しでも始めておいてよかった」と思えますよ。

今日の小さな一歩が、将来の大きな安心を生みます。今から、コツコツ積立を始めてみませんか?

▶︎ 口座開設がまだの方は、こちらの記事で「全手順画像付き」で解説しています。ぜひご覧ください。

\ 子育て世帯でも安心 /

Coincheckで少額からビットコイン積立

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この記事を書いた人

WEBライター
(金融・暮らし系)

共働き&子育て世帯に向けて、
暮らしとお金を整える情報を発信中。

むずかしい専門用語は使わず、
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FP2級|整理収納アドバイザー1級
 

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