「家計簿はつけたほうがいいよ」と言われると、心のどこかで「私には無理…」と感じてしまいませんか?
毎日のレシート入力や細かい数字合わせは、忙しい共働き家庭や子育て世帯にとって大きな負担になります。
続けられずに挫折して「やっぱり家計管理は向いていない」と落ち込んでしまう人も多いです。

家計簿、私も続きませんでした…
実は、家計簿をつけなくてもお金は管理できます。
むしろズボラさんだからこそ「しくみに任せる管理法」のほうが相性がよく、貯金も投資もスムーズに進みます。
この記事では、家計簿をつけない派の人でも安心して取り入れられる「ズボラ流お金管理3ステップ」を紹介します。
- 無理なく続けられるしくみ
- 口座やお金の流れをシンプル化
- 自動で資産が増えていく仕掛け
これを整えるだけで、数字に縛られずにお金が貯まるしくみが作れます。
「家計簿が苦手だから…」と諦めていた方にこそ試してほしい方法です!
家計簿が続かないのには理由がある


「家計簿をつけられないのは自分の性格のせいだ」と感じる方も少なくありません。多くの人が家計簿を続けられないのには、共通する理由があります。
忙しくて時間がない
共働き世帯や子育て家庭では、朝から晩まで予定がぎっしり。「帰宅後にレシートを整理してアプリに入力」なんて、頭では分かっていても実際は子どもの寝かしつけや洗濯などの家事で精一杯ですよね。
しかも、数日でもためてしまうと「あのレシートどこだっけ?」と探すだけで面倒になり、結果やめてしまうケースがほとんどです。
時間が限られているからこそ、手間がかかる管理法は現実的に続かないんです。
数字や細かい管理が苦手
「残高と帳簿が合わない」「使途不明金が出てくる」といったストレスは、家計簿あるある。Excelやアプリで入力しても、数百円の誤差が出るたびに「どこで間違った?」と悩むのは相当な精神的負担となります。
数字に強い人ならゲーム感覚で楽しめますが、多くの人にとっては、間違い探しを毎日やらされるようなものです。最初は頑張れても、3日、1週間と経つうちに「もう無理」と諦めてしまいがちです。
効果が見えにくい
「今月は食費が3万円」「光熱費は8千円」…と記録しても、それが「だからいくら貯まったのか」につながらなければ、頑張る意味を感じにくいですよね。
家計簿は過去の支出を整理する作業であって、未来の資産が増える実感にはつながりにくいのが難点です。モチベーションを保つのが難しく、結局ただの記録作業で終わってしまいます。
こうして見てみると、家計簿が続かないのは意志の弱さではなく、しくみそのものに原因があることが分かります。



だからこそ、ズボラでも続けられるしくみ作りが大切なんです。
家計簿をつけない派のためのズボラ家計管理3ステップ





「家計簿をつけなくても大丈夫」とは言っても、どうすればお金の流れを把握できるの?
ここでは、忙しい共働き世帯や子育て家庭でも無理なくできる、3つのシンプルなしくみ作りをご紹介します。
STEP.1 固定費を整える
ズボラ管理の第一歩は「一度見直せば毎月勝手に節約できる部分」から。
食費や日用品のような変動費を頑張って削るより、スマホ代や保険、サブスクなどの固定費を見直すほうが効果は大きくなります。
・スマホを大手キャリアから格安SIMに
月5,000円節約(年間6万円)
・不要な保険を整理
月3,000円節約(年間3.6万円)
・使っていないサブスクを解約
月2,000円節約(年間2.4万円)
合計すると、年間10万円以上浮くことも珍しくありません。
しかも、一度契約を切り替えれば、翌月以降は何もしなくても節約が続くのが大きなメリットです。
▶︎ 共働き世帯に特化した「お金のルール」はこちらの記事でまとめています。


STEP.2 口座をシンプル化する
家計簿をつけない派がつまずくのは、お金の流れが複雑で「何に使ったのかわからない」となってしまうことです。
お金の流れをぱっと見で分かりやすくするには、口座を2〜3つに分けるだけのシンプル管理がおすすめです。
・生活費用口座
(給与振込+日常の支払い)
・貯蓄用口座
(教育資金・緊急資金)
・投資用口座
(NISA・積立・仮想通貨など)
給与が入ったら自動で「生活費〇万円、貯蓄〇万円、投資〇万円」と振り分けるしくみにすれば、家計簿をつけなくてもお金の使い道がはっきり分かります。
たとえば、毎月30万円の収入があるなら、20万円を生活費用口座・5万円を貯蓄用口座・5万円を投資用口座といったように最初から決めておけば、必要以上に生活費を使いすぎることを防げます。
▶︎ 忙しい共働き世帯だからこその「家計の落とし穴」は、以下の記事でまとめています。


STEP.3 自動で増えるしくみを作る
「続けなくちゃ」ではなく、『放っておけば勝手に増える環境』をつくるのがズボラ家計管理のゴールです。
・NISAで毎月1万円を投資信託に
5年で約70万円(利回り3%想定)
・コインチェックで毎月5,000円をビットコイン積立
10年で約100万円超の可能性
一度設定すれば口座から自動で引き落とされ、放置していても積立が進みます。



「気づいたら貯まっていた」「放置していたのに資産が増えていた」という体験は、ズボラ家計の最大の成功体験です!
▶︎ NISAやビットコイン積立のはじめ方は、こちらの記事でやさしく解説しています。




家計簿をつけない派におすすめのアプリ&ツール


「ズボラでもお金を管理できるしくみはわかったけど、やっぱり数字を見るのは苦手…」という人も多いはず。
そこで役立つのが、アプリや自動管理ツールです。勝手に記録・自動で見える化してくれるので、手間をかけずに家計の流れが把握できます。
銀行口座やカードを自動連携できるアプリ
代表例は「マネーフォワードME」や「Zaim」。銀行口座・クレジットカード・証券口座を登録するだけで、自動的に入出金が記録され、グラフ化されます。
・自分で入力しなくてもいい
・どの項目にいくら使っているか一目でわかる
・「先月より外食が増えてる」といった気づきが得られる
ズボラさんにとって、「勝手に記録される」=家計簿をつけているのと同じ効果になります。
キャッシュレス決済アプリの利用履歴
PayPayや楽天ペイなどのキャッシュレスアプリは、支払い履歴が残るので立派な家計簿代わりになります。
たとえば「食費はPayPayで支払う」と決めておくだけで、食費の記録が自動的にまとまります。



カテゴリ分けまではしなくても、何に使ったか振り返るだけで十分管理につながりますよ。
投資や資産運用の見える化ツール
投資を始めたら、どれくらい増えているかが見えるとモチベーションが続きます。
証券会社や仮想通貨取引所のアプリなら、資産の推移をグラフで見られるので、家計簿がなくても資産が増えている実感が得られます。
たとえばコインチェックのアプリなら、仮想通貨の積立残高や評価額が自動で更新されるので、ほったらかしでも資産の動きを確認できます。
▶︎ コインチェックでの仮想通貨の買い方を「全手順画像付き」で解説しました。アプリの使い方も詳しくチェックできます。


ズボラだからこそ資産形成はしくみに任せる!


家計簿をつけなくても、お金は貯まります。
「家計簿が続かない」「細かい管理が苦手」と思っている人こそ、しくみに頼った方が上手に資産形成できます。
- 固定費を一度見直せば…
-
その後は何もしなくても支出が減る
- 口座をシンプルに分ければ…
-
お金の流れが自然と整理される
- 積立投資や仮想通貨積立は…
-
設定して放置するだけで資産が増えていく
- アプリを連携させれば…
-
自動で見える化してくれる
最初の一手間をかければ、その後は放置するのみです。家計簿をつけなくても、自然にお金が貯まるサイクルが回り始めます。



ズボラは欠点じゃなく、資産形成においての強みになるんです!
頑張る家計管理は不要です。子育てや仕事で忙しくても、「毎月のお金を勝手に整えてくれるしくみ」を作っておけば、時間の余裕を生み出せます。
やるべきことは、毎日細かく記録することではなく、最初にしくみを整えることだけ。
それだけで、子育てや仕事に集中しながらお金が貯まっていきます。
この記事を参考に、放置で貯まっていくしくみを今日から動かしていきませんか?
\ 「貯まるしくみ」を作る /
Coincheckの積立を試してみる



